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走り幅跳びのコツ|踏み切りの前の2歩をスマホの動画で確かめる

traqqer編集部

走り幅跳びは、助走から着地まで2〜3秒で終わります。跳んでいる本人は何が起きたかをほとんど覚えていません。だから「踏み切りが合わない」「跳んでも前に進まない」と感じたら、まず動画で自分の跳躍を見るのが近道です。この記事では、走り幅跳びのコツを動きの順に書き、動画のどこを見ればいいかをまとめます。

走り幅跳びの記録を決めるもの

記録の大部分は、踏み切りの瞬間のスピードと、そのスピードをどれだけ上へ向けられたかで決まります。空中で手足をどう動かしても、踏み切ったあとに体が飛ぶ道すじは変わりません。空中の動きは、着地で足を前に出すための準備です。

なので練習で一番大事なのは、助走のスピードを落とさずに踏み切ることです。

1. 助走: 毎回同じ歩数とリズムで走る

  • 歩数を決める: 中学生なら12〜16歩、高校生なら16〜20歩くらいがよく使われます。速さや脚の長さで変わるので、自分に合う歩数を決めて毎回そろえます。
  • スタートをそろえる: 走り出しの1歩目をいつも同じ足・同じ位置から始めます。最初の数歩がずれると、踏切板で合わなくなります。
  • 最後まで加速する: 踏切板が近づくと、合わせようとして足が細かくなりスピードが落ちがちです。最後の数歩まで加速するつもりで走ります。

踏切板にぴったり合わないときは、踏み切りの直前で歩幅を合わせるのではなく、スタートの位置を前後に動かして直します。

2. 踏み切りの前の2歩: 最後の1歩を少し短く

走り幅跳びで差がつきやすいのが、踏み切りの前の2歩です。

  • 最後から2歩目はやや長く: 腰を少しだけ下げて、体を踏み切りの準備に入れます。
  • 最後の1歩はやや短く: 足を素早く前に置き、腰が足の上を通りすぎていく形にします。

腰を下げすぎると、そこでスピードが落ちます。「少しだけ」がコツです。この2歩は速すぎて自分では分からないので、動画で見るのがいちばん確かです。

3. 踏み切り: 足を体の少し前に置き、上へ伸び上がる

  • 足の置き方: 足裏全体で、体の少し前に置きます。つま先だけで突くと、力が上に向きにくくなります。
  • 体を起こす: 踏み切る瞬間に上体が前に倒れていると、前につぶれて高さが出ません。胸を起こし、目線は前に向けます。
  • 振り上げる: 反対の脚のももと両腕を、勢いよく上へ振り上げます。

踏み切りで体がブレーキをかけたように止まる人は、足を体からかなり前に置きすぎていることが多いです。

4. 空中: 着地の準備をする

空中の動きには、そり跳び・はさみ跳び・かがみ跳びなどがあります。どれを選んでも、目的は着地で足を前に出しやすくすることです。初めのうちは、踏み切りの姿勢を少し保ってから、ひざを抱えるように足を前へ出すかがみ跳びで十分です。

5. 着地: 足を前へ出し、後ろに手をつかない

記録は、砂場に残った跡のうち踏切線に一番近いところで測ります。足をどれだけ遠くへ出しても、おしりや手が後ろにつくとそこまでの記録になります。

  • 着地の直前に両足を前へ出します
  • かかとが砂についたら、ひざを曲げて体を前へ運びます
  • 手は前か横へ出し、後ろにはつかないようにします

動画の撮り方

自分の跳躍を撮るときは、次の3つを守ると動きが見やすくなります。

  • 真横から撮る: 踏切板の真横、少し離れた場所から撮ります。斜めからだと、足が体のどこに置かれたかが分かりにくくなります。
  • 踏み切りの前の2歩から着地までを入れる: 画面を固定して、最後の数歩と砂場の両方が入るようにします。全身が切れない大きさにします。
  • スローで撮る: スマホのスローモーションが使えるなら使います。踏み切りの一瞬が見やすくなります。

撮ったら、まず次の点を見ます。

見るところ確かめること
最後の2歩最後の1歩が短くなっているか。腰が下がりすぎていないか
踏み切りの足体の少し前に、足裏全体で置けているか
踏み切りの上体前に倒れていないか。目線が下を向いていないか
着地足が前に出ているか。後ろに手やおしりをついていないか

traqqerのAI動画分析で見てもらう

traqqerのAI動画分析は、スマホで撮った動画を送ると、評価・良い点・改善点・ドリルが返ってくる機能です。走幅跳にも使えます。

送るときに「特に見てほしいポイント」に「踏み切りの前の2歩で腰が下がりすぎていないか」のように1つだけ書くと、その点について答えが返ってきやすくなります。顧問の先生に毎回見てもらえない人でも、1本ずつ確かめながら練習できます。

使い方と、分析しやすい動画の撮り方はAI動画分析の使い方にまとめました。分析した動画と練習の記録は同じアプリに残るので、冬のあいだの変化もあとで見比べられます。冬に何を測るかは冬季練習のコントロールテストに書いています。

まとめ

  • 走り幅跳びの記録は、踏み切りでのスピードと上へ向ける力で決まる
  • 助走は歩数とスタートをそろえ、最後まで加速する
  • 踏み切りの前の2歩は「最後の1歩をやや短く」
  • 踏み切りは足を体の少し前に置き、上体を起こして上へ
  • 自分では見えない一瞬なので、真横からスローで撮って確かめる

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