traqqerの統計でカテゴリー分布と頻出メニューを見る|練習の偏りに気づく
毎日練習していると、自分がどんな練習に偏っているかは案外分からないものです。traqqerのトレーニング統計には、練習の中身を視覚化する機能があります。ここでは、カテゴリー分布と頻出メニューを紹介します。
カテゴリー分布をドーナツで見る
練習メニューには、スピード、持久、筋力、技術、回復、その他というカテゴリーがあります(メニューをテンプレートで管理する)。統計では、この内訳がドーナツチャートで表示されます。
円グラフを見れば、自分の練習がどのカテゴリーに偏っているかがひと目で分かります。スピード系ばかりで持久系が少ない、技術練習がほとんどないといった偏りが、数字を読まなくても視覚的に伝わります。バランスよくやっているつもりでも、実際に見ると偏っていたということはよくあります。
偏りは良いことも悪いこともある
ここで大事なのは、偏り自体が悪いとは限らないことです。
時期によっては、意図して偏らせることもあります。冬の走り込みの時期は持久系に寄せ、試合前は技術とスピードに寄せるというようにです。問題は、意図せず偏っていることです。なんとなく好きな練習ばかりやって、苦手なカテゴリーが抜け落ちているなら見直す価値があります。ドーナツチャートは、その意図しない偏りに気づかせてくれます。
頻出メニューのランキング
もうひとつが、よくやっているメニューのランキングです。実施回数の多いメニューが、順位とともに並びます。
自分が実際にいちばんやっているメニューは何か。これも、思い込みと実際がずれていることがあります。やっているつもりのメニューが意外と少なかったり、惰性で同じメニューばかり繰り返していたり。ランキングを見ると、自分の練習の実態が見えてきます。
視覚化で気づく
統計の良さは、数字を読み解かなくても見ただけで気づけることです。
カテゴリーのドーナツと、メニューのランキング。この2つを見るだけで、自分の練習の傾向と偏りがつかめます。気づけば、次の練習で調整できます。足りないカテゴリーを足したり、惰性のメニューを見直したりできます。練習負荷そのものの管理は、ACWRなどの別の指標で見られます(負荷管理と統計ダッシュボード)。中身の偏りはカテゴリー分布で、量の管理は負荷で見る。両方を使うと、練習を立体的に見直せます。記録がたまるほど統計は正確になるので、まずは記録を続けることからです(traqqerで練習を記録する)。