フォームチェックアプリを使っているのにフォームが変わらないとき、原因はアプリより見方のほうにあることが多いです。動画を見るたびに違うところを見ていると、前と比べられないので、直ったかどうかも分かりません。
見る順番
順番はこう決めておくと楽です。
- 全体のリズムを見る
- 決めた部位を見て、課題を拾う
- 前回の動画と比べて、次に直すことを1つ決める
2で見る部位は、頭の上下動、肩の力み、接地の位置、骨盤のぶれ、後半の崩れなど、毎回同じにしてください。同じところを見ていれば、本当に直ったのか、たまたまその日良く見えただけなのかを見分けられます。
頻度
撮るのは週2回くらいが現実的だと思います。週の前半で課題を見つけて、後半で直ったかを確かめる。毎日撮ると、撮るほうが負担になって続きません。
やめたほうがいいのは次の使い方です。
- 撮影条件が毎回違う
- 一度にいくつも直そうとする
- 1回分析して終わり、次と比べない
たくさん見るより、同じ条件で見るほうが大事です。
traqqerのAIモーション分析
traqqerのAIモーション分析は、動画に映っている人を認識して、骨格を自動で描きます。骨格はコマ送りで見られます。2本の動画を並べて、各部位の角度を表示することもできます。同じ場所で撮った動画どうしで比べると、違いが分かりやすいです。
角度の差は小さく見えても意味があることがあります。トレイルランナーを対象にしたレビューでは、ケガをしたランナーはしていないランナーより、かかとの外反が1.4°大きかったという報告が紹介されていました。1〜2度の違いは目では分かりませんが、数字なら追えます。