コーチは見る選手が多くて、いつも時間が足りません。選手ごとに課題も違うので、その場の目だけで見ていると、日によって言うことがぶれます。複数のコーチがいるチームならなおさらです。
AI動画分析を使うと、全員の動画を同じ観点で一度見ることができます。決めるのはコーチですが、その前の下見をAIに任せるイメージです。
先に結論
撮影条件を揃える、同じ観点で分析する、選手ごとに直す点を1つに絞る、次回同じ条件で撮って比べる。この順番を毎回変えずに回します。
手順にするとこうなります。
- 撮影の位置と距離と向きをチームで決める
- AI動画分析にかけて、改善点を出す
- 選手ごとに、次の練習で直す点を1つ選んで伝える
- 次の練習で同じ条件で撮って、前回と並べる
直す点を3つも4つも伝えると、選手はどれもやらなくなります。1つで十分です。
よくある失敗
いちばん多いのは、撮影条件が毎回違うことです。前回は正面から、今回は斜めからだと、変わったのがフォームなのかカメラの位置なのか分かりません。
次に多いのが、前回と比べないことです。撮って分析して、それで終わってしまう。これだと直ったかどうかが分からないままです。
traqqerのAI動画分析
traqqerのAI動画分析では、動画をアップロードすると次の4つが返ってきます。
- 評価
- 良い点
- 改善点
- ドリル
改善点とドリルには、なぜそう言えるのかの根拠を書くようにAIを調整しています。選手に伝えるときは、コーチの言葉に置き換えて使ってください。
よくある質問
チームで最初に揃えることは何ですか?
撮影の位置、距離、向き、どの局面を見るか、結果をどう共有するかです。AI動画分析の操作方法を先に選手と共有しておくと、始めてからが楽です。
AI分析だけで指導方針を決めていいですか?
やめたほうがいいです。選手の競技歴、その日の状態、練習の狙い、本人の感覚まで含めて、コーチが決めてください。